こどもの日の5日、「童話の里」として知られる大分県玖珠町で、名物のジャンボこいのぼりの中を通り抜けるイベントがあった。家族連れらの長蛇の列ができ、送風機で膨らませた口に、子どもたちが次々と吸い込まれていった。

 玖珠町出身で「日本のアンデルセン」と呼ばれた口演童話家・久留島武彦(1874~1960)の功績をたたえる日本童話祭の一環で、今年は生誕150年記念。玖珠川の河川敷に登場したこいのぼりは長さ60メートル、胴回り24メートルの大きさで、中で駆け出したり、寝そべったりする子どもの姿も。大分市から来た家族は「いい思い出になりました」。(貞松慎二郎)

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