トルコ・アンカラのアンカラ大で、学生の作品を見る秋篠宮ご夫妻(4日)=代表撮影

【アンカラ=共同】トルコを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は4日午前(日本時間同日午後)、首都アンカラにある建国の父、初代大統領ケマル・アタチュルクの霊廟を訪れ、供花された。霊廟に続く約260メートルの道をゆっくりと進み、ひつぎの前に花輪をささげて黙とうされた。

その後、日本語教育に実績があるアンカラ大で、日本語や日本文化を学ぶ学生と交流された。学生が「上を向いて歩こう」の合唱やソーラン節の踊りを披露し、ご夫妻は笑顔で拍手された。

宿泊先のホテルに戻り、日本とゆかりのあるトルコの人たちと懇談された。秋篠宮さまは、東日本大震災の被災地で活動したヤルチュン・ムムジュ元緊急援助隊長に「助けていただき、深く感謝しています」と話され、ムムジュ氏は「友好国の日本を助けることができ、トルコ国民としてもうれしい」と応じた。

東日本大震災の被災地で活動したヤルチュン・ムムジュ元緊急援助隊長と握手する秋篠宮さま(4日、アンカラ)=共同

ご夫妻は2023年にトルコで起きた地震へのお見舞いの気持ちを伝えられた。

在留邦人や国際協力機構(JICA)関係者とも面会された。

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