ことし2月、川崎市に住む80代の女性が、自身のスマートフォンから投資広告をクリックしたところ、著名な経済アナリストを名乗るLINEアカウントに登録されて、やり取りが始まったということです。

その後、「アナリストのアシスタント」を名乗る男を紹介され、この男から指定された口座に投資代金を振り込むよう指示されて、3月以降、合わせて2000万円をだまし取られました。

さらに、4月11日、「1億2000万円の利益が出た。引き出すには手数料がかかる」というメッセージが届き、女性は追加で1000万円を振り込んでしまいました。

男らは女性に対し「テレビやラジオ番組に出ていて、返信が遅れて申し訳ない」などとメッセージを送っていたということで、警察は著名人と信じ込ませようとしたとみて調べています。

SNSで著名人の画像や名前を使って投資を呼びかける詐欺が確認されていて、警察は十分注意するよう呼びかけています。

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