大東市によりますと、女性はことし10月中旬、同居する夫のDVを訴えて別の住居に避難し、転居届を出した際、夫に新しい住所などの情報が知られないようにする措置を申し出ました。
市のルールでは申し出があったその日のうちに、システム上で情報を非公開にする手続きが行われることになっていますが、担当者が戸籍に関する証明書の交付を制限することを忘れたということです。
転居届の提出から2日後、コンビニエンスストアで証明書を取得した夫から女性の携帯電話に「住所がわかったぞ」というメッセージが届いたということです。
その後、別の担当者が非公開の手続きが適切に行われているか確認したところ、夫に新しい住所が流出してしまったことが発覚し、2日公表しました。
市は警察に女性の安全を確保するよう依頼し、これまでのところ、直接の接触は確認されていないということです。
大東市は「女性に対し心よりおわび申し上げる。システムの入力の際は必ず複数の職員による確認を徹底し、二度と皆様の信頼を裏切ることのないよう努めていく」とコメントしています。
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