石川県は毎月、市や町ごとの人口について公表していて、2024年11月1日時点のデータが12月2日に公表されました。

それによりますと、能登半島地震や9月の豪雨で被害を受けた奥能登地域の4つの市と町の転出者の数は、地震が発生した1月1日から10月末までで、合わせて3644人でした。

去年の同じ期間の転出者数の1556人と比べると、2.3倍となっています。

自治体別の転出者数は、
▽輪島市が1744人で、去年の2.3倍
▽珠洲市が868人で3.4倍
▽能登町が632人で1.8倍
▽穴水町が400人で2倍でした。

11月1日時点の奥能登地域の人口は、推計で5万1057人となり、2024年1月1日時点の5万5213人と比べると、10か月間で4156人、率にして7.5%減少しました。

減少幅は、前の月までと比べて0.4ポイント拡大していて、ふるさとを離れてほかの地域に移る動きが続いています。

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