宮内庁は2日付で、来年1月2日に皇居で行われる新年一般参賀の要領を発表した。今年は能登半島地震が元日に発生し中止となったため、2年ぶりの実施となる。参賀者の抽選は行わない。

天皇、皇后両陛下や皇族方は午前に3回、午後に2回、宮殿・長和殿のベランダに立たれる。参賀者は午前9時半から午後2時10分までに、皇居正門(二重橋)から参入する。

コロナ禍を経て再開した2023年の一般参賀では、抽選で参賀者を絞って実施。今年は参賀者の抽選をせずに行う予定だった。同庁は1回当たり2万人の入場を見込んでおり、密集防止のため、当日は1回ごとの退出や、他の人との距離を保つことへの協力を呼び掛ける。

宮内庁

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