姉妹へのメッセージを記した短冊を結んだ風船を飛ばす井上郁美さん(手前右)と保孝さん夫妻=1日午後、千葉市
危険運転致死傷罪創設の契機となった東名高速道路での飲酒運転事故から25年がたち、長女と次女の娘2人を失った井上郁美さん(56)、保孝さん(74)夫妻が1日、千葉市で姉妹をしのぶ会を開いた。参加者全員で2人へのメッセージを記した短冊を風船に結び、空に飛ばした。 事故は1999年11月28日、東京都世田谷区の東名高速で発生。長女奏子ちゃん=当時(3)=と次女周子ちゃん=当時(1)=が亡くなった。会は、命日に分割払いされる東名事故の元運転手らに対する民事訴訟の損害賠償金で毎年開いている。 保孝さんは「みなさんのパワーで次の1年も活動を続けたい」とあいさつした。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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