JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」が3日、2年ぶりに定期運行を再開した。新緑の中、煙を吐いて疾走する蒸気機関車D51に、沿線の住民や集まった鉄道ファンが手を振り、カメラを構えた。

 D51の石炭を積む車両に亀裂が見つかり、修理のため運休していた。「復活」の一番列車を見ようと、新山口駅(山口市)での出発式には約800人が詰めかけた。

 やまぐち号は週末を中心に、津和野駅(島根県津和野町)まで1日1往復する。この連休で運行する5日までの便はすべて満席という。(向井光真)

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