兵庫県伊丹市出身で「伊丹大使」を務める俳優の南野陽子さん(57)が29日、同市役所を訪問し、藤原保幸市長と対談した。「呼んでいただければいつでも来ます」「何でもやります」と地元愛をアピールした。

 小学3年からデビューするまでの17歳まで伊丹市で暮らしていたといい、「通学路は思い出深い場所。夜、家族で伊丹空港へ飛行機を見に行ったときは大人になった気分だった」と振り返った。年が明けると、芸能生活40周年の節目を迎える。

 小学校の同級生とは食事に行くこともあるという。「ピンク・レディーのマネをするなどしながら、自我というか夢ができて、学びの多かった日々ですね」と懐かしんだ。

あの日、ドラマの撮影をしながら……

 来年は阪神・淡路大震災の発生から30年を迎える。ドラマの撮影で都内にいて、弟からの電話で地震のことを知った。撮影中も合間にラジオを聞いていてお芝居どころではなかったという。「大変な思いをされた方々に何ができるか、これからも考えていきたい」と話した。

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