逮捕されたのは、いずれも中国人で、埼玉県川口市の会社経営、劉天龍 容疑者(23)ら5人です。

警視庁によりますと、5人は、10月、文京区の路上で23歳の中国人留学生を無理やり車に連れ込んで埼玉県内の河川敷まで連れて行ったうえ、750万円の借用書を書かせるなどしたとして、監禁と恐喝未遂の疑いが持たれています。

この留学生は、友人の紹介で「闇バイト」に応募し、埼玉県内の倉庫で容疑者らと電子たばこのスティックの箱を仕分ける作業をしていましたが、金銭トラブルに巻き込まれたとみられています。

留学生は、応募した際に在留カードや本人証明書の写真を撮影されていて、「中国にいる家族の住所はわかっている。借用書もあるので逃げられないからな」などと脅されたということです。

警視庁は詳しいいきさつを調べるとともに国内に住む外国人に対しても、「闇バイト」に加担してしまったときには、まずは警察に相談してほしいと呼びかけています。

警視庁は5人の認否を明らかにしていません。

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