石川県は27日、能登半島地震による災害関連死の審査を行い、新たに七尾市、珠洲市の計12人を認定すると決めた。地震の関連死は新潟、富山両県の計6人を含め247人となり、建物倒壊などによる直接死227人と合わせた死者数は474人に上る見通しとなった。

 石川県は七尾市、珠洲市、内灘町、志賀町と合同で計22人を対象に審査した。認定が決まったのは七尾市3人、珠洲市9人。両市が今後、正式に認定する。

 関連死に認定された場合、遺族には災害弔慰金支給法に基づき最大500万円が支給される。

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