書類送検されたのは、東京 港区にある不動産会社の52歳の社長です。

警視庁によりますと、ことし6月、「晴海フラッグ」の歩道上の柵にキーボックスを無断で取り付け、東京都に撤去作業を行わせるなど業務を妨害したとして、軽犯罪法違反の疑いがもたれています。

キーボックスには、会社が所有するマンションの部屋の鍵が入っていて、仲介業者が内覧に訪れる客を案内する際に、物件の近くに設置したこのキーボックスから鍵を取り出していたということです。

調べに対し、容疑を認め「この地区は管理組合が厳しく、マンションの敷地内にキーボックスを取り付けられなかった。内覧に来る客をスムーズに案内するためだった」などと供述しているということです。

「晴海フラッグ」やその周辺では、多いときで30個ほどのキーボックスが無断で取り付けられ、現在も10個以上あるということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。

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