足立区によりますと、今月20日の朝、足立区大谷田の区立中川小学校の教室の天井の石こうボードの一部が剥がれて落下しているのを、見回りしていた職員が見つけました。

けがをした人はいませんでしたが、落ちた石こうボードは1メートル四方、重さ10キロほどあり、接着剤の経年劣化が原因とみられるということです。

これを受けて、区がすべての区立小中学校、102校で緊急点検を行ったところ、ほかにも5つの小中学校の9つの教室で、同じ方法で石こうボードが取り付けられているなど、落下のおそれがあるということです。

区は、天井を剥がすなどの作業を急ぐとともに、定期的に行われている日常の点検に問題がなかったかどうかなどを詳しく調査するとしています。

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