元長野県議会議員の丸山大輔被告(50)は、現職だった2021年9月、塩尻市内にある自宅兼店舗で妻の首を圧迫し、窒息させて殺害したとして殺人の罪に問われています。

これまでの裁判で被告は、起訴された内容を否認し無罪を主張しています。

26日に長野地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「意中の女性と交際するために何の落ち度もない被害者を殺害し、さまざまな偽装工作を積み重ね、身勝手で悪質だ。最後まで否認をしていて、反省もない」と主張し、懲役20年を求刑しました。

また、求刑に先立って妻の姉が意見陳述を行い「今でも妹が亡くなったことを受け入れることができない。犯人の一方的で身勝手な行為に妹の人生を奪われた。どんな処罰を受けても許すことはできない」と涙ながらに訴えました。

午後からは弁護士の最終弁論や元県議の意見陳述が行われ、26日で審理がすべて終わる見通しで、判決は12月23日に言い渡される予定です。

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