24の都府県の警察から書類送検されたのは、オンラインカジノの利用客57人です。
このうち警視庁は、東京消防庁の職員や会社役員など20代から60代の10人を26日、賭博の疑いで書類送検しました。
警視庁は去年、海外の運営者に賭け金を送金するなどしていた決済代行業者を摘発し、その後、サイトの利用客についても特定を進めていました。
26日に書類送検された10人は「インターネットの広告でサイトを知った。警察に摘発されるとは思わなかった」とか「借金を取り返すためにやめられなかった」などと供述し、いずれも容疑を認めているということです。
10人とも「負け」が込んで、中には3000万円の損失を出した客もいるということです。
立件される利用客は全国でおよそ130人になる見通しで、警視庁は「オンラインカジノが海外で合法的に運営されていても、国内で賭ける行為は犯罪なので、絶対にやめてほしい」と呼びかけています。
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