秋篠宮ご夫妻は、来月3日から6日間の日程で日本との外交関係樹立から100年の節目を迎えたトルコを公式訪問するのを前に、25日、記者会見に臨まれました。
この中で、秋篠宮さまは、オスマン帝国時代以来の交流や震災などの際に迅速に助け合ってきた歴史に触れたうえで、「良い両国関係の国に訪問できますことは、大変大きな喜びと感じております」と述べられました。
また、紀子さまは、トルコは古くからアジアとヨーロッパの歴史や文化が交わる重要な場所で、文化芸術が豊かな国だという印象を抱いているとしたうえで、「ことしは、両国にとってとても大切な節目の年であり、宮様とご一緒にトルコを訪問できますことを心待ちにしています。これまで両国の交流に心を尽くしてきた方々への思いを心にとめながら、両国の友好関係がさらに続いていくことを願っております」と述べられました。
さらに、秋篠宮さまは、ことし9月に成年を迎えられた悠仁さまの留学について尋ねられると、ご自身のイギリス留学経験に触れたうえで、「私は長男には、海外で学ぶ機会を得てほしいと思っています。それはもちろん、今暮らしているところと違う場所で、また違う文化のところに行って、そこから日本を見つめ直すこともできましょうし、またその機会を使っていろいろなところを回って見聞を広めるという意味でも大事だと思います」と話されました。
また、紀子さまも、「長男には、若い時に、もし機会があれば、海外生活を送り、またそこの大学で、学校で、学ぶ機会があれば良いのではないかと話すことがあります」としたうえで、「遠く海の向こう側から、日本を見て考える、そしてそこからまた学んでいく、そういう機会もあってもいいのではないか」と述べられました。
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