この商談会は地元の金融機関の呼びかけで開かれたもので、千葉県君津市に本社がある建設会社のほか、県内各地の中小の工務店などおよそ130社が参加しました。

建設業界では、人手不足によって住宅やビルなどの着工が進まなかったり、工期が延びたりする影響が相次いでいます。

会場では、建設会社と工務店などの担当者が業務の分野ごとのブースに分かれ、工務店などが自社の技術や人材についてアピールしました。

これに対し、建設会社は対応できる業務について詳しく質問したうえで、受注している工事の分担について提案するなどしていました。

建設会社「新昭和」の多田雅哉さんは「人手不足は喫緊の課題となっています。一社で解決するのは難しく、幅広く企業と連携して解決していきたい」と話していました。

主催した京葉銀行法人営業部の松岡佳季さんは「各業界の中でも建設会社の人手不足は特に顕著なので、金融機関としてできるかぎり支援していきたいです」と話していました。

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