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浜名湖の高校生遺体事件、18歳の男を殺人罪で起訴 「特定少年」として地検が実名公表
静岡県湖西市の浜名湖で男子高校生(17)の遺体が見つかった事件で、静岡地検浜松支部は2日、殺人と傷害、監禁の罪でフィリピン国籍の無職男(18)=浜松市=を起訴した。改正少年法で起訴後の実名報道が可能な「特定少年」に当たり、氏名を公表した。 認否は明らかにしていない。今後は公判前整理手続きを経て、裁判員裁判で審理される見通し。 起訴状によると、殺人罪などで起訴された堀内音緒(ねお)被告(21)と共謀し、2月5日午前3時半ごろ~5時ごろ、中国籍の通信制高校2年=袋井市=に暴行し意識障害などを負わせ、車のトランクに監禁して湖西市内の公園でも暴行、浜名湖付近の川に落とし溺死させたとしている。(共同) ◇ 中日新聞社は今回の事件について、特定少年に当たる被告(18)の匿名報道を続けることにしました。 本紙は実名報道を原則としつつも、健全育成を目的とした少年法の理念を尊重し、特定少年を匿名としてきました。ただ社会的影響が特に大きい事件では、例外的に実名を検討することとしています。 今回の事件は、計画性に乏しい突発的な犯行の可能性があり、動機などの核心部分はまだ明らかになっていません。社会的影響や被告の更生可能性を考慮し、現時点では匿名での報道が妥当と判断しました。今後も裁判の推移を見ながら検討を続けます。