大阪府八尾市の私立認定こども園で6月、保育士3人が園児に暴言を吐いたり威圧的な態度をとったりしていたことが25日、市への取材で分かった。市は心理的虐待に当たると判断し、園に改善を指導。園は3人を諭旨退職処分にした。

 市によると、6月上旬、40代の保育士2人が園児に「このアホ」「貧乏くさい」と言い、机をたたくなどした。20代の保育士はその場にいながら、管理職への報告を怠ったという。

 暴言は保護者が園児に持たせたボイスレコーダーに記録されていた。市の指導を受け、園は保育士に聞き取りを実施。事実関係を認めたため、6月10日付で諭旨退職処分とした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。