岡山県吉備中央町の浄水場で発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が国の基準を超えて検出されたことを受け、同町は25日、希望する住民を対象に血液検査を始めた。環境省によると、公費での検査は全国初。来月8日まで実施する。

対象は約800人。PFAS血中濃度と脂質、肝機能、貧血、甲状腺ホルモンの5項目を検査し、岡山大などが分析する。町は5年後にも同様の検査を行い、フォローアップする。

PFAS問題を巡り行われた全国初となる公費での血液検査=25日午前、岡山県吉備中央町

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