三菱地所は22日、東京・丸の内の「三菱一号館美術館」がリニューアルオープンするのを前に、報道関係者向けの内覧会を開いた。新たに展示室を設け、館内の一部で壁色を変更した。23日に再開館し、来年1月26日まで記念の展覧会を開催する。  展覧会ではフランスの画家ロートレックの版画などを展示する。池田祐子館長は「より作品を見やすい環境を提供できるようになった」と話した。  三菱一号館美術館は赤れんが造りが特徴で、オフィスビルとして1894年に完成した。老朽化でいったん解体したが、復元して2010年に美術館として開館した。リニューアルのため昨年4月から休館していた。

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