11月22日は「いい夫婦の日」。20代夫婦に出会いのきっかけを尋ねたところ、「マッチングアプリ」が24%を占め、「職場・取引先」と並び最多だったことが21日、民間団体の調査で分かった。
調査は、服飾業界などの団体がつくる「『いい夫婦の日』をすすめる会」が実施。9月中旬、20歳以上の既婚男女にインターネットで行い、1000人から回答を得た。調査は2007年から続けているが、今回は、出会いのきっかけの選択肢にマッチングアプリを初めて加えた。
きっかけを尋ねた結果、全体では職場・取引先が33%を占めトップで、知人からの紹介(27%)が続いた。マッチングアプリは9%にとどまったが、20代では職場・取引先と並び24%で最多だった。マッチングアプリの割合は30代13%、40代5%、50代3%、60代以上1%で、年代が上がるにつれ低下した。
夫婦仲については「円満」が31%、「まあ円満」が43%で、例年同様、4人に3人が「円満」と回答。「どちらとも言えない」は16%で、「あまり円満ではない」が6%、「全く円満ではない」が4%だった。
夫婦円満に大切なことを複数回答で聞くと、「話をする・聞く」(74%)が最多で、「一緒に食事をする」(50%)、「程よい距離感」(45%)が続いた。同会担当者は「アンケートの結果を夫婦の会話のきっかけにしてもらえれば」と話している。
満開の桜の下に立つ新郎新婦(AFP時事)(資料)
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