去年7月、札幌市中央区のホテルで62歳の男性が殺害され、頭部が切断された事件では、札幌市厚別区の
▼田村瑠奈被告(30)が殺人や死体遺棄などの罪で、
▼父親で医師の田村修被告(60)が殺人などを手助けした罪で、
▼母親の田村浩子被告(61)が遺体の遺棄などを手助けした罪で
それぞれ起訴されています。

このうち来年1月14日に初公判が開かれる予定の修被告が、20日までに保釈されたことが、弁護士への取材で分かりました。

修被告は20日、先に裁判が進められていて、すでに保釈されている浩子被告の審理に証人として出廷しました。

この中で修被告は、娘との関係について問われると、言うことをできるかぎりかなえていたとする一方、「ふつうの人のしつけとは多少違ったかもしれないが、毎日、朝から晩まで奴隷のように従っていたわけではない」と述べました。

浩子被告の次回の裁判は来月12日に開かれ、被告人質問が行われる予定です。

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