資材置き場から鉄板を盗んだとして起訴された男が福岡、熊本両県で同様の盗みを30件以上繰り返したとして、福岡県警が窃盗容疑で追送検していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。作業着姿でレンタルのクレーン車を使い、単独で持ち去る手法で、県警は目撃者がいても異変に気付かなかったとみている。
捜査関係者などによると、男は福岡県大牟田市の無職高口久信被告(58)。同県柳川市で重機の通路に敷く鉄板2枚を盗んだとして窃盗罪で10月に起訴された。その後、同様の盗みを繰り返したとして2度追送検されたことが分かり、被害総額は1500万円を超えるとみられている。
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