関西電力は19日、補助建屋内の海水が通る配管で穴や減肉が確認され、運転を停止した美浜原発3号機(福井県美浜町)について、21日に原子炉を起動し、運転を再開すると発表した。  関電によると、配管内の流速を誤認し、耐久性の低い材料でコーティングしたことが原因だった。15日に新しい配管に取り換えた。  配管は機器を冷やす系統で、10月に塩が付着しているのを運転員が見つけ、それぞれ直径6ミリと3ミリの2カ所の穴と減肉を確認。3号機の原子炉を停止した。

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