17日午前5時45分ごろ、山口県下松市沖の瀬戸内海で、「プレジャーボートと衝突した」とタグボートの船長から118番があった。徳山海上保安部によると、プレジャーボートの4人のうち男性2人と女性1人の計3人の死亡が確認された。残る男性1人は救出され、命に別条はない。
海保が事故当時の状況を詳しく調べる。
海保によると、現場は笠戸湾で、プレジャーボートは沈没した。タグボートは全長16メートルの第38住吉丸(19トン)。海保は巡視艇やヘリコプターで周囲を捜索、死亡が確認された男性1人は海保の潜水士が船内で発見した。
当時、山口県内では陸上に濃霧注意報が出ていた。
現場近くの笠戸島で早朝から釣りをしていた下松市の20代男性は「普段から釣りに出る船の往来が激しい時間帯で、今朝は霧が出ていた。橋の方からドンという音が聞こえた」と話した。〔共同〕
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