横田めぐみさんの帰国を願う音楽集会で、バイオリンを演奏する吉田直矢さん(左)=15日午後、新潟市

 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=が新潟市で拉致されてから47年となった15日、母校の市立新潟小で帰国を願う音楽集会が開かれた。卒業生で市立寄居中2年樋口菜那さん(14)が作詞作曲した「会いたい」をピアノで弾き語り、めぐみさんの同級生でバイオリニストの吉田直矢さん(60)ら3人が楽曲を演奏した。

 新潟小の代表として6年生3人がメッセージを発表。最後に、全校児童らが「翼をください」を合唱した。会場から電話でつないだめぐみさんの母早紀江さん(88)は「いつも、いつまでもめぐみのことを覚えてくれて『早く帰りなさい』と呼び続けてくれて本当にありがとう」と話した。

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