音楽集会が開かれたのは新潟市にある横田めぐみさんの母校の新潟小学校で、全校児童のほか、めぐみさんが通っていた新潟市にある寄居中学校の生徒や、めぐみさんの同級生たちが参加しました。
このうち寄居中学校の2年生の樋口菜那さんは、拉致被害者や家族の思いを自分事として想像してほしいという思いを込めて作った「会いたい」という歌を披露しました。
続いてめぐみさんの同級生でバイオリニストの吉田直矢さんと、同じく同級生の池田正樹さんが、めぐみさんに日本で再び春を過ごしてほしいという思いを込めて、ヴィヴァルディの四季の「春」を合奏しました。
このあと6年生の女子児童が「私の家族や友達が拉致されたらショックで立ち直ることができません。めぐみさんが一刻も早く家族に会い、抱き合えることを心から強く願っています」とメッセージを読み上げました。
そして、めぐみさんが中学1年生の時に合唱コンクールで歌った「翼をください」を全員で合唱しました。
最後に、会場と電話でつないだめぐみさんの母親の早紀江さんが「いつまでもめぐみのことを覚えていて、早く帰りなさいと呼び続けてくれて、本当にありがとうございます。石破総理大臣に、命懸けで拉致被害者を取り戻すために全身全霊で頑張ってもらいたいと願っています」と話しました。
参加した6年生の女子児童は「私たちの合唱は全国の人だけでなく、めぐみさんにも届いたと思います」と話していました。
吉田さんは「47年間、めぐみさんたちが苦しみ続けている状況を変えなければいけないと思います」と話していました。
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