三笠宮妃百合子さま(101)が重篤な状態になられたことが15日、分かった。政府関係者が明らかにした。聖路加国際病院(東京都中央区)に入院中で、心臓や腎臓など全身の機能の低下が進んでいた。百合子さまは現在の皇室で最高齢。
脳梗塞と誤嚥性肺炎で3月3日から入院し、心不全の症状もみられた。入院期間は8カ月を超え、食事や水を口から摂取できない状態が続いていた。
今月7日の検査で身体機能の低下が分かった。孫で故寛仁親王の長女彬子さまが9日、訪問先の英国から急きょ帰国した。その後も彬子さまや高円宮妃久子さまら皇族のほか、親族が連日病院を訪れていた。
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