元保育士の長田凪巧被告(27)は去年12月までの2年余りの間に、当時勤務していた都内の保育所で園児7人に対し、押し入れやトイレで性的な暴行などをしたほか、一部の様子をスマートフォンで撮影した罪に問われました。

元保育士は起訴された内容を認め、検察は懲役15年を求刑していました。

14日の判決で東京地方裁判所の室橋秀紀裁判長は、「性的な意図を理解することも抵抗もできない未熟な年齢であることにつけこんだ卑劣極まりない犯行だ。被害者の成長に悪影響を与えることも懸念され、保護者の悲痛な心情も余りある」と指摘しました。

そして「保育士という立場を悪用して犯行を繰り返した悪質性は顕著で、厳しく非難されるべきだ」として、懲役14年の実刑を言い渡しました。

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