押収された「ポケットモンスター」などのキャラクターが描かれた偽の紙幣=14日午前、警視庁葛飾署

 人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターが描かれた偽のおもちゃ紙幣を販売したなどとして、警視庁葛飾署は14日、商標法違反の疑いで岐阜県高山市の男性会社員(38)を書類送検した。検察に刑事処分の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けた。

 書類送検容疑は昨年10月、ポケモンの「ピカチュウ」などが描かれた紙幣3枚を計約2200円で販売したほか、今年6月に自宅で「ワンピース」や「名探偵コナン」のキャラクターが描かれた偽の紙幣10枚を所持した疑い。

 署によると、中国の通販サイトで仕入れて転売。計約3万7千円の利益を得ていた。「日本では珍しいので売れると思った」と話している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。