今月9日の夜四国の広い範囲で最大36万5000戸余りが停電し、およそ1時間半後に復旧しましたが、徳島県内では暗い室内で転倒した2人がけがをしました。
停電から3日たった12日、四国電力送配電が高松市で会見を開き、高畑浩二副社長らが「このたびの停電によりお客様など多くの人にご迷惑おかけしました。心から深くおわび申し上げます」と陳謝しました。
停電については、四国と本州を結ぶ送電線で起きたトラブルに対応する際に、関西電力送配電との間で連携にミスがあり、本州側に流れる電力が急増して、需給バランスが崩れたことが原因だったと明らかにしました。
四国電力送配電は、関西電力送配電とともに具体的な再発防止策を早急にまとめたうえで国に報告することにしています。
関西電力送配電は「今回の停電により、四国エリアの多くの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。今後、四国電力送配電と協力しながら詳細な調査を実施し、事前連携のあり方を検討するなど、再発防止に取り組んでまいります」というコメントを発表しました。
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