書類送検されたのは精密機器メーカー「オリンパス」のシュテファン・カウフマン元社長兼CEO(56)です。
捜査関係者によりますと、カウフマン元社長はおととし9月からことし2月にかけて、コカインやMDMAとみられる違法薬物を複数回、譲り受けたとして麻薬特例法違反の疑いが持たれています。
警視庁は先週、元社長に違法薬物を譲り渡したとして、44歳の自称カメラマンの容疑者を逮捕しています。
元社長については、違法薬物を譲り受けたことを当初から認め、証拠隠滅や逃走のおそれもないとして、任意での捜査を進めていたということです。
オリンパスは、カウフマン元社長が違法薬物を購入しているという外部からの情報を受けて内部調査を行った結果、取締役会が辞任を求め、本人が応じたとして、先月28日、社長兼CEOの辞任を発表していました。
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