山梨県富士吉田市などは10日、富士山5合目と麓を結ぶ有料道路「富士スバルライン」で、自動運転で走る電気自動車(EV)バスの試乗会を事業者や自治体関係者向けに開いた。次世代型路面電車(LRT)を敷設する県の「富士山登山鉄道構想」の代替案として、環境に配慮した新しい移動手段の検討を進める狙い。
19日まで関係者が試乗を重ね、同市などはバッテリーの消費量などのデータを収集。将来的には全自動で運転する「レベル4」を目指す。
県は富士山の環境保全のため登山鉄道構想を推進する一方、富士吉田市はレール敷設による環境破壊を懸念し、反対の立場。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。