東京の海や川の環境についてハゼ釣りを通じて考える「東京新聞SDGsアクション! 水辺プロジェクト」(東京都墨田区など後援)が9日、区内の北十間川で開かれ、親子連れら35人が参加した。

北十間川でハゼ釣りを楽しむ参加者=9日午後、東京都墨田区で

 ハゼは江戸前の魚として古くから愛され、戦後の沿岸開発や水質汚染などで一時は激減するなど、東京湾の歴史を映してきた。イベントは一昨年に始まり、今年で3回目を迎えた。  家族3人で参加した埼玉県東松山市の斉藤覚馬(かくま)さん(9)は、8センチほどの美形を釣った。ハゼ釣りは初めてで、釣った魚を観察ケースに入れ「釣った実感がする」と笑顔を見せた。横浜市の水本誉英(たかひで)さんは、14センチほどの大物を釣り上げた。息子の陽澄(ひなと)さん(6)が「ここがいいよ」と教えたポイントといい「グイグイ引いたので、これは大きいと思いました」と話した。(仲田美歩) 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。