インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生した=AP

気象庁は7日、日本時間同日午後0時半ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が起きたと発表した。同庁は日本への津波の有無を調べている。

気象庁によると、午後2時すぎの時点で、国内外の検潮所で目立った潮位の変化は観測されていない。

大規模な噴火が起きた場合、「気圧波」による津波が発生することがある。

2022年にトンガ沖の海底火山の噴火による気圧波で津波が発生した。気象庁は当初「噴火による津波被害の心配はない」と公表したが、日本の沿岸部で潮位の上昇が確認され、津波警報や注意報を出した。

気象庁は海外の噴火に関する情報発信を改め、潮位変化への注意を促す運用をしている。

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