リラクセーション店で女性客にわいせつな行為をし、その様子を撮影したとして、警視庁は経営者の尾川昌史容疑者(46)=横浜市都筑区荏田南4丁目=を不同意わいせつと性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで逮捕し、7日発表した。「やったかどうかわかりません」と供述しているという。400人を超える女性の映像が見つかっており、同庁が調べている。
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世田谷署によると、逮捕容疑は、10月上旬、経営していた東京都世田谷区のリラクセーション店「天と」で、30代の女性に施術を装って体を触るなどのわいせつな行為をし、その様子を小型カメラなどで撮影したというもの。
署は、尾川容疑者が「悪い念がついている。体を清めた方がいい」と言って女性を裸にし、目をタオルで覆い行為に及んだとみている。女性が「胸を触られた」と署に相談していた。
署によると、尾川容疑者の関係先から押収したハードディスクには、400人を超える女性の同様の動画が記録されていた。2020年ごろから、こうした行為を繰り返した疑いがあるという。
署は、別の女性客にわいせつな行為をしたとして、10月に尾川容疑者を不同意わいせつ容疑で逮捕していた。(長妻昭明)
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