気象庁は7日、東京と近畿で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表した。東京では昨年より6日、近畿では4日早い。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、7日午前の最低気温が東京都心で11.4度、大阪市で12.6度といずれも今季一番の冷え込みに。他にも全国の多くの地点で今季最低の気温を観測した。
気象庁によると、7日午前10時54分、東京都心で最大瞬間風速13.7メートルの北西の風を記録した。
気象庁は、東京では10月半ばから11月末までに冬型の気圧配置で、最大風速8メートル以上の北寄りの風が吹く、などの基準から判断し木枯らし1号として発表している。2021年と22年は条件を満たす風が吹かなかった。
木枯らし1号は例年、東京と近畿で発表される。〔共同〕
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