コンゴ民主共和国での鉱山採掘への投資をうたって、コンサルティング会社「セブンスターズジャパンホールディングス」(東京・港)の株購入を無登録で勧誘したとして、警視庁生活経済課は7日、同社代表取締役で住所不詳の李基道容疑者(39)ら男女6人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕したと発表した。
6人の逮捕容疑は2020年10〜11月ごろ、兵庫県の60代男性ら4人に対し、「月利15%」などとうたってセブン社の株の購入を無登録で勧誘した疑い。同課は6人の認否を明らかにしていない。
同課によると、李容疑者らは、同容疑者が代表を務める別会社がコンゴで鉱山事業を営んでおり、事業への出資に当たって「セブン社の未公開株を購入する必要がある」と説明していた。鉱山事業の実態はなかったとみられる。
20年7月から21年8月ごろにかけ、東京都や大阪府を中心に約200人から計約2億7600万円を集金していた。
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