政府は7日、国連専門機関の万国郵便連合(UPU)が来年9月に実施する国際事務局長選挙に現職の目時政彦氏(66)を擁立すると発表した。目時氏は国連専門機関で唯一の日本人トップ。政府は再選に向け加盟国への働き掛けを強化する。
目時氏は1983年、郵政省(現総務省)に入り、日本郵便の国際事業部長や常務執行役員を歴任した。2021年8月にUPU事務局長に選出され、22年1月に就任。任期は4年で、最長2期8年務めることができる。
政府が万国郵便連合(UPU)国際事務局長選挙への擁立を決めた現職の目時政彦氏(総務省提供)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。