逮捕されたのは指定暴力団「絆會」の幹部、金成行容疑者(55)で、警察によりますとおととし1月、水戸市の暴力団事務所で、40歳の幹部を拳銃で撃って殺害した疑いが持たれています。

この幹部は、2020年9月に長野県宮田村で51歳の男性を拳銃で撃ってけがをさせたとして、全国に重要指名手配されていましたが、ことし2月、潜伏先の仙台市で逮捕され、殺人未遂などの罪で起訴されていました。

茨城県警は重要指名手配されたあと、逃走中に水戸市で事件を起こした疑いがあるとして、4月25日に幹部の身柄を長野県から茨城県内に移送して捜査を進めていました。

捜査関係者によりますと防犯カメラの映像の分析などから30日、殺人の疑いで逮捕したということです。

警察は、事件のいきさつや逃亡中の行動などについて詳しく調べることにしています。

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