逮捕されたのは指定暴力団・松葉会の会長で、茨城県鹿嶋市の伊藤義克容疑者(77)で、去年12月、債権回収会社が裁判所に申し立てた財産開示の手続きで、実際は自分の信用金庫の口座に預金があるのにもかかわらず、「預金はない」とうその陳述をしたとして、民事執行法違反の疑いが持たれています。

警視庁によりますと伊藤容疑者が、債務を負った法人の連帯保証人になっていたことから、債権回収会社が返済を求めていたということです。

債権回収会社の調査で、伊藤容疑者の説明とは別の口座に預金があったことが分かり、ことし5月に警視庁に告発していました。

警視庁は容疑者の認否を明らかにしていません。

警察庁によりますと、松葉会は都内に本部を置く4つの指定暴力団のうちのひとつで、去年末でおよそ300人の構成員がいるとされています。

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