東京都児童相談センターを視察し「箱庭療法」の説明を受ける三原こども政策相(右)=5日午後、東京都新宿区

 三原じゅん子こども政策担当相は5日、東京都児童相談センター(新宿区)を視察した。同センターは都立の児童相談所の拠点施設。不足している児相職員の確保についての要望を受け、三原氏は終了後の取材に「人材確保は喫緊の課題。しっかりと検討しないといけない」と述べた。  視察では子どもに「箱庭療法」を行う部屋を見学。砂の入った箱の中に人や動物などのミニチュアを自由に置いてもらうことで心理状態を分析、ケアしているとの説明をうなずきながら聞いた。周囲とうまく関われない子どもを支援する治療指導課の業務なども見て回った。  センターによると、児相では職員数が定員を下回り採用にも苦慮するケースがある。


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