東京都葛飾区の住宅で2日に発生した強盗事件で、警視庁捜査1課は5日、強盗致傷と住居侵入の疑いで、新宿区百人町の無職・本橋日尚太(ひなた)容疑者(23)を逮捕した。葛飾の事件での逮捕者は2人目。

◆首都圏で相次ぐ「闇バイト」強盗との関連は

 同課によると10月30日、X(旧ツイッター)の「即日バイト」を紹介するアカウントに接触。秘匿性の高い通信アプリで指示役とやりとりし「タタキ(強盗)」「空き巣」「受け子」などを仕事として示されていた。事件直前まで「仕事」の詳細は明かされていなかった。  既に逮捕された山内裕太容疑者(29)とともに区内に集められ、現場住宅への侵入を指示された。実行役は本橋、山内両容疑者とみられる。同課は、首都圏で相次ぐ「闇バイト」の強盗事件との関連を調べている。  逮捕容疑では、2日午前0時~同10時50分ごろ、葛飾区東水元の一戸建て住宅のガラス戸を壊して侵入し、住人の70代男性を「騒ぐな、殺すぞ」と脅して暴行を加えるなどし、肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負わせたとされる。同課は認否を明らかにしていない。 

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