首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、埼玉県所沢市の事件で、実行役を集める「リクルーター」として強盗致傷容疑などで逮捕された愛知県知多市の会社員名倉優也容疑者(31)が「消費者金融で数百万円の借金があった」と供述していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。闇バイトに応募し、強盗の報酬を受け取ったとも話しており、埼玉県警は指示ルートの解明を急ぐ。

 捜査関係者によると、名倉容疑者は交流サイト(SNS)に「ホワイト案件」などと書き込み、実行役を募集。秘匿性の高いメッセージアプリを使い、実行役に強盗の決意をさせるなどした疑いが持たれている。

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