この催しは、富山市にある「星槎国際高校富山学習センター」などが開き、会場の富山市中心部の公園で、紙芝居作家や高校生などが十数点の紙芝居の読み聞かせを行いました。
石川県輪島市に住む紙芝居作家のマアサさんは、能登半島地震で自宅やアトリエが被災した体験をもとにした作品を紹介しました。
主人公は子どもの亀で、地震で家が壊れて電気や水が使えないなど不安な生活が続く中でも、親と一緒に誕生日を祝い、家族で支え合いながら暮らしていくストーリーです。
小学1年生の男子児童は「地震を学ぶことができてよかったです。もし地震が起きたら、ヘルメットをかぶって体を守るようにします」と話していました。
紙芝居作家のマアサさんは「地震でつらいこともありましたが、子どもたちには励まし合い、自分ができることに取り組む大切さを感じてもらえたらうれしい」と話していました。
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