東北電力女川原発2号機の原子炉起動作業。東日本大震災の被災地で初めて再稼働した=2024年10月29日(東北電力提供)

 東北電力は2日、再稼働した女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の発電と送電を、3日に開始する予定だと発表した。当初は7日の想定だったが、プラントの状態確認などが進んだとして前倒しした。  東北電は、1日午後8時46分に2号機のタービンを起動したとも発表。発電した電気は3日にも送電線を通じて家庭や企業に送られる。  2号機は出力82万5千キロワット。10月29日に、東日本大震災の被災地に立地する原発として初めて再稼働した。30日には核分裂反応が安定的に継続する「臨界」に達した。


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