「全国都市緑化祭」は、緑豊かなまちづくりを目的に国土交通省などが毎年開催していて、ことしは「全国都市緑化かわさきフェア」が行われている川崎市で開かれました。

式典には、市の関係者などおよそ600人のほか、佳子さまも出席されました。

佳子さまは「川崎市では、都市の開発が進み多くのみどりが失われた中、市民や教育機関、企業などが、みどりの保全や育成に積極的にかかわってきました。このフェアをきっかけに、長年にわたって築かれてきた都市の貴重なみどりを大切にする活動が次の世代に引き継がれ、みどりあふれる街で、人と人とがつながっていく姿を思い描いております」と述べられました。

続いて、市内の小学校の児童7人が「川崎市はことし市政100周年を迎えました。先人たちの思いを大切にし、このかけがえのない花や緑を守り、育て、次の100年につなげていきます」と宣言しました。

式典のあと、佳子さまは「全国都市緑化かわさきフェア」の会場の1つとなっている公園を訪れ、地元の中学生2人とともにサクラを植えられました。

植樹した中学2年生の中沢海琉さんは「緊張しましたが、優しく声をかけていただき、緊張がほぐれました。これからは地球温暖化に配慮して生活したいです」と話していました。

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