陸上自衛隊では今月27日、オスプレイが沖縄県の与那国駐屯地を離陸しようとした際に、機体の一部が地面に接触して損傷し、事故調査委員会を設置して原因の究明を進めています。

陸上自衛隊トップの森下泰臣陸上幕僚長は31日の定例記者会見で「事故を起こし大変遺憾だ。住民の皆様にご心配をおかけして本当に申し訳ない」と述べ、陳謝しました。

原因については、機体の整備記録などを確認した結果、現時点で機体の不具合は確認されていないとしたうえで、今後、フライトレコーダーなどを解析して、究明を急ぐ考えを改めて示しました。

また、事故のあと見合わせているオスプレイの飛行の再開については、「今のところ飛行見合わせの解除の時期について明確に言うことは難しい。安全が大前提なので早急に原因究明を図って地元に丁寧に説明してから再開していきたい」と述べました。

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