相談窓口を1日に開設するのは、俳優や音楽家などで作る「日本芸能従事者協会」で、10月31日、都内で会見を開きました。
1日に施行されるフリーランスで働く人たちを保護する法律では、フリーランスに業務を委託した企業などに対し、ハラスメントの相談に対応する体制の整備が義務づけられます。
協会によりますと、芸能界ではフリーランスで働く人が多くハラスメントの被害を訴える声も少なくないため、どこにどう相談すればいいのか迷う人たちの助けになればと、協会として相談窓口の設置を決めたということです。
協会の窓口では、本人の希望などに応じて、精神面のケアや、企業に提出する産業医の意見書の作成などを行う予定にしています。
「日本芸能従事者協会」の森崎めぐみ 代表理事は「法律はあす施行されるが、発注側の企業にハラスメントの相談窓口が整備された様子があまり見られず、このままでは困っている人がたらい回しにされるのではないかという危機感がある。今回自分たちが設置した窓口があることを知ってもらい、1人で迷わないようにしてほしい」と話しています。
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